地方独立行政法人大阪産業技術研究所 森之宮センター

テクニカルシート・事例集

プラスチック製品の開発や品質管理のための成分分析

内容高度試験・分析、製品評価

分野プラスチック

プラスチックは、私たちの身の回りの日用雑貨をはじめとして各種工業用部品や宇宙ロケットまで幅広い用途に使用されています。プラスチック製品の開発や製造時の品質管理、使用時の不具合などの不良品対策のために、プラスチックの成分分析は必要不可欠のものです。
プラスチック製品の主成分分析で最も簡便でポピュラーな方法として、赤外分光分析(IR) が挙げられます。IRは再現性の良い分析手段で、ほとんどの形態の試料を測定することができ、プラスチック中の異物の分析にも有効です。実際に試験分析を行った不良品の中には、海外で製造された製品の原材料が表示と異なっていたり、異なる樹脂や添加剤が混じっていたりしたことが判明しました。また、製品中に主成分とは異なる樹脂が異物として混じっていたこともあります。
プラスチック製品には、加工性を良くするための可塑剤をはじめ、品質を向上させるための難燃剤や酸化防止剤、帯電防止剤などのさまざまな配合剤が添加されている場合があります。これらの分析には、検出器に質量分析計を備えた熱分解ガスクロマトグラフィ (熱分解GC-MS) を用います。添加剤以外にも残存溶媒などの低沸点化合物だけをガス化して分析することが可能です。
本研究所では、ここに紹介した機器以外にもプラスチックの融点や熱分解温度を測定するための熱分析装置など、さまざまな分析機器を用いてプラスチックの成分分析を行っています。詳細については、熱硬化性樹脂研究室までご相談ください。

この事例に関するお問合せ

熱硬化性樹脂研究室
  • 大塚恵子 06-6963-8125

9:00~12:15/13:00~17:30(土日祝・年末年始を除く)

掲載されている内容、お問合せ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また掲載されている計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

ページトップへ