地方独立行政法人大阪産業技術研究所 森之宮センター

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香粧品材料研究室

分子が分子を自発的に見分ける力(分子認識)や特定の分子どうしが集合体を構築する力(自己組織化・自己集合)を活用して、新しい高機能材料を開発しています。さらに、分子認識材料を活用して、質量分析法で立体構造解析を行う新しい手法も開発してきました。

担当者 お問い合わせなどについては「*」印の連絡担当者へお願い致します。

  1. 靜間基博 *
  2. 佐藤博文
対応する業界、素材や技術

有機薬品、香粧品、界面活性剤、生体関連材料(糖誘導体、ペプチド誘導体、核酸誘導体、油脂・脂質)、構造解析、機器分析、有機合成、微量分析

研究内容

複数の環状オリゴ糖類を含んだ新規分子認識化合物の合成と機能評価

分子やイオンを包接する機能を有するさまざまな環状オリゴ糖類を連結させた新しい分子認識機能材料の開発を行っています。

質量分析法による光学純度未知キラル化合物の光学純度決定

糖誘導体の光学異性の違いによりキラルアミンの鏡像体に対する補足能が大きく異なる分子認識化合物を開発しました。さらに、これを活用して超高感度分析法(pmol感度)である質量分析法だけで簡便にキラルアミンの光学純度を決定できる方法を確立しました。

蛍光発光特性を有する両親媒性化合物の合成と応用開発

疎水部の先端に蛍光発光性の置換基を導入した界面活性剤 (蛍光性界面活性剤) を開発しました。蛍光性界面活性剤は良好な洗浄力を有しているだけでなく、界面物性に連動した発光色を示し、その存在を視覚的に検出可能な全く新しいカテゴリーの界面活性剤です。

油脂中の健康懸念物質の定量蛍光発光特性を有する両親媒性化合物の合成と応用開発

油脂精製中に微量発生するモノクロロプロパンジオール(MCPD)類は健康に被害を及ぼす懸念がある物質です。WHOにより設定された3-MCPDの一日摂取許容量は体重1 kgあたりわずか2μgと非常に微量であり、日本でもその検出法の開発が農水省リスク管理検討会により優先度Aに追加されています。3-MCPDはわずかな外的要因で容易にグリシドールや異性体である2-MCPDに変換するにもかかわらず、定量中の変換についての知見がないことが問題となっていました。本研究では、定量中の化合物変換を直接観測し、化合物挙動を明らかとするとともに、標品を合成してこれまで無視されていた2-MCPDの定量にも成功しました。

香粧品材料研究室に関するお問合せ

依頼試験、技術的相談、相談内容で担当部署がわからない場合などの際は、
技術相談窓口へお尋ねください。

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